高福院 目黒駅前太師堂の口コミや評判

公開日:2023/02/17  

高福院 目黒駅前太師堂の画像
住所:東京都品川区上大崎2-13-36
電話番号:不明

目黒駅から、徒歩数分の場所にあるのが高福院目黒駅前大師堂です。高福院は、目黒駅前の商業地域に囲まれた一角にある寺院で、江戸時代はじめの1648年に創建された由緒ある寺院です。

高福院は真言宗ですが、納骨堂は宗派を問わず受け入れています。今回は、納骨堂がどのようなものか、高福院がどのような場所かなどについてまとめます。

納骨堂とは何か

納骨堂とは、個人の遺骨を納めるお堂のことです。一般的な墓地と異なり、建物内に安置します。もともとは一時的に遺骨を預かる施設でしたが、近年はお墓の代わりとして利用されるようになりました。

増えている背景には、少子化により墓の継承者が居なくなっていることや、手入れがしやすいことなどがあるようです。都会に住んでいる遺族が参拝しやすい都市部で、交通が便利な場所が人気を集めています。

納骨堂の種類

納骨堂には、立体駐車場のように遺骨が搬送されてくる「自動搬送式」、扉が付いたロッカーのような「ロッカー式」、1家族ごとに仏壇が用意されている「霊廟式」、位牌を個人のシンボルとして安置する「位牌式」などがあります。

ロッカー式や位牌式は比較的安価ですが、1人につきひとつのスペースを使用するため、複数人で使用することができません。家族墓のように使用することを考えるのであれば、霊廟型の方がよいかもしれません。タイプによって価格や機能が異なりますので、本人を含めて家族で相談してきめましょう。

納骨堂を利用するメリット・デメリット

メリット

納骨堂を利用すると、どのようなメリットがあるのでしょうか。

1つ目のメリットは、一般的な墓地よりも費用を抑えられることです。墓地を購入すると墓石費用・永代供養料・墓地管理費などがかかり、合計で100万円以上かかるのが普通です。納骨堂の場合は数十万円で済むことも多く、費用を抑えられます。

2つ目のメリットは、遺骨の管理を任せられることです。良い状態で保管するには、温度や湿度の管理が欠かせません。高温多湿な場所に安置してしまうと、カビが生える恐れがあります。納骨堂であれば温度や湿度が一定に管理されているので、カビなどを心配せずに済みます。

3つ目のメリットは、交通アクセスのよいところを選べることです。東京都内に住んでいる人の中には、地方から上京してきた人も少なくありません。そうした人は地元に墓地を持っていることがありますが、墓の管理のために地元に帰るのはとても大変です。

交通アクセスのよい場所にあれば、いつでも参拝できるため便利です。以上のように、コスト面、管理面、アクセス面で墓地よりも有利であることがわかります。

デメリット・注意点

納骨堂で最大のデメリットは、運営母体の都合でなくなる可能性があることです。2022年に北海道札幌市で起きた事例では、納骨堂が突然閉鎖される事態が起きました。

こうした不祥事が無くても、災害に見舞われたときや、老朽化したときなどに廃止される可能性があります。納骨堂を利用する際は、そうしたリスクも頭に入れておく必要があるのです。

納骨堂を管理する高福院とはどんな寺院か

高福院は、1648年に創建されたとされています。3代将軍徳川家光の時代に建てられた真言宗の寺院です。現在の本堂は、天保の改革を行ったことで知られる老中水野忠邦が建立したものです。

明治時代の廃仏毀釈により、寺は疲弊してしまいましたが、その後の住職の努力によって再興されて現在に至ります。高福院目黒駅前大師堂が作られたのは2014年のことです。以来、宗派に関わらず遺骨を受け入れています。

高福院の立地条件

高福院は、目黒駅から歩いて数分の距離にあります。周辺は商業施設が立ち並んでいますが、裏手に入ると周辺と異なり、高い建物がない場所が現れます。そこが高福院です。

寺院の建物のほかに墓地もあり、周囲とは一線を画した雰囲気の場所となっています。目黒駅にはJRの他に東急電鉄、東京メトロ、東京地下鉄などが乗り入れていて、沿線に住んでいれば比較的容易に参拝できます。

高福院の特徴

高福院は都心にありながら、非常にリーズナブルな価格で納骨堂のスペースを提供してきました。現在提供されているのは28万円と35万円のスペースで、ともに個別供養期間は33年です。

納骨堂には専門スタッフが常駐しているため、事前連絡をしておけばスムーズに参拝できます。後継ぎがいなくても申し込めるのも、非常にありがたい点です。33年の供養期間が過ぎると合祀墓に移され、永代供養されます。

まとめ

今回は、納骨堂の基本知識や高福院の歴史、立地条件、特徴などについてまとめました。墓じまいなどが進む中、個人の遺骨を、尊厳をもって安置・保管してくれる納骨堂に対する関心が高まっています。

都心の一等地にある納骨堂としては破格の費用で、しかも、江戸時代から続く寺院が供養してくれる高福院の納骨堂は稀有な例かもしれません。

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