納骨堂で起こりうるトラブルとその回避方法について解説!

公開日:2022/07/05  

納骨堂は外に建てる一般的なお墓と違って建物内に遺骨を納めますが、通常のお墓と事情も違うのでトラブルが起こりがちです。納骨堂を利用する際はどのようなトラブルが起こるのか気になる人も多いのではないでしょうか。今回は納骨堂で起こりうるトラブルと回避方法について解説します。納骨堂を検討している人は必見です。

納骨堂で起こりうるトラブルとは?

まずは納骨堂で起こりうるトラブルについて見てみましょう。納骨堂の管理者側と生じるトラブルもありますが、家族や親族との間で生じるトラブルもあります。一般的に多いトラブルについて、以下の通り紹介します。

■使用期限に関するトラブル

通常の墓であれば、一度お墓を建てれば跡継ぎまで継続して使用し続けられますが、納骨堂には場所の期限が設けられています。納骨堂の使用期限は三十三回忌や五十回忌に定められていることが多く、期限を過ぎてしまうと合祀墓というほか人と共同のお墓に入れられてしまいます。

跡継ぎがいない場合でもほか人の遺骨と一緒になることを避けたい場合は、注意しておきましょう。合祀墓に移動された場合は永代供養されますが、使用期限の説明不足や、ほか人の遺骨と一緒になることがトラブルの原因となります。

■納骨堂の老朽化によるトラブル

納骨堂は建物であるため、経年劣化による老朽化は避けられません。納骨堂の老朽化が進み建物取り壊しが行われる場合、遺骨がどのように管理されるかは納骨堂によって異なります。

取り壊し工事時の遺骨の扱われ方でトラブルになるケースも少なくありません。また納骨堂が老朽化しているにもかかわらず、管理者が建て替えや修繕などの対処を怠っている可能性もあります。

■生前契約に関するトラブル

納骨堂は人気があるとスペースが埋まってしまうため、生前に契約を済ませて場所を確保しておく「生前契約」を取る人も多い傾向です。納骨堂を利用する人の多くは跡継ぎがいないため、ほとんどの納骨堂が生前契約を受け付けています。しかしながら生前契約していることが家族や親族に伝わっていなければ、納骨を実行する人がいないという状態になります。

■墓じまいに関するトラブル

お墓から納骨堂へ遺骨を移す方法で墓じまいをすることが多い傾向にあります。しかしながら、ほかの親族にも同意を得たうえで墓じまいしなければ、トラブルになってしまいます。

納骨堂のトラブルを防ぐためには?

管理者側や家族・親族側との間で起こりがちなトラブルについて紹介しましたが、どのように防げばよいのでしょうか。以下のような方法をおさえておけば、トラブルを未然に防げる可能性が高まります。

■事前に資料を確認する

納骨堂を検討する際に資料を事前に確認しておくことが重要です。インターネットでホームページを掲載している納骨堂もあるため、比較をしながら吟味するとよいでしょう。

■納骨堂を見学しておく

チラシやインターネットで納骨堂の情報を確認できますが、実際のイメージと異なる場合があるため、気になる納骨堂には見学しておくとよいでしょう。とくに施設の状態は遺骨を預けるうえで重要なポイントですが、実際の目で見なければ判断できません。手間はかかりますが、トラブルを防ぐためにも見学しておくことをおすすめします。

■家族や親族とコミュニケーションをと

納骨堂を決めるうえで、事前に家族や親族へ納骨堂を希望することを伝え、よく話し合うことをおすすめします。家族には自分が亡くなった時の納骨に関する手順を伝えておくことで、契約をしたものの、納骨してもらえないというトラブルを防げます。既存のお墓がある場合は親族と納骨堂への移転について話し合う必要があります。

万が一、トラブルが起きてしまった際の対処法

納骨堂に関するトラブルが起きてしまった際は、まず以下のような窓口へ相談するとよいでしょう。

■納骨堂所在の自治体

お墓や納骨堂に関するトラブルがあった場合、納骨堂がある地域の自治体へ相談してみましょう。自治体によって担当する部署などが異なるため、事前に確認しておくことをおすすめします。

■国民生活センター

契約や金銭面に関するトラブルであれば、国民生活センターへの相談が適しています。各自治体に設置されているため、相談窓口も見つけやすいでしょう。

■行政書士や弁護士

お墓トラブルを専門としている行政書士や弁護士がいれば、法律面でのサポートを期待できます。

 

今回は納骨堂で起こりうるトラブルとその回避方法について解説しました。納骨堂で管理者側との間で起こるトラブルとして多いのが、納骨堂の使用期限や老朽化に関することです。また家族と親族との間で起こるトラブルとしては、生前契約や墓じまいに関することが挙げられます。

納骨堂のトラブルを事前に防ぐためには事前に資料やインターネットによって情報収集をしておくことが大切です。納骨堂の建物の状態を確認するために見学しておくとよいでしょう。

また納骨堂を決める前に家族や親族とコミュニケーションをよく取り、お互いが納得した上で納骨堂を決めることが大切です。万が一トラブルが起こった際は、自治体や国民生活センター、行政書士や弁護士へ相談しましょう。

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